〈更新〉桜島が14回爆発、噴煙3200m上がる――山体は一時収縮したものの15日午後から再び膨張続く

2025/05/18 21:09
活発な活動が続き噴火を繰り返す桜島=18日午後5時10分、鹿児島市与次郎1丁目
活発な活動が続き噴火を繰り返す桜島=18日午後5時10分、鹿児島市与次郎1丁目
 桜島(鹿児島市)の南岳山頂火口では18日、午後10時までに35回噴火し、うち爆発が14回あった。鹿児島地方気象台によると、観測できたうち、大きな噴石が最大で6合目(火口から800~1100メートル)まで飛んだ。噴煙の高さは3200メートル。中量以上の噴煙が確認され続ける連続噴火はなかった。12日から始まった山体膨張は一時収縮したものの、15日午後3時半すぎから再び膨張が続いている。

 12日からの累計は、連続噴火2回、単発52回、うち爆発は31回となった。19日に噴火が起きた場合、正午までは鹿屋市輝北、正午~午後3時は霧島市福山方向の降灰が予想される。

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