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鹿児島県鹿屋市浜田町の県道で2月、女性を車ではねたなどとして、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕されていた南大隅町、無職の男(78)について、鹿児島地検鹿屋支部は19日、過失傷害を過失致死の罪に切り替え、鹿児島地裁鹿屋支部に起訴した。
起訴状などによると、2月8日午前8時20分ごろ、鹿屋市浜田町の信号のある交差点を軽乗用車で右折中、注意義務を怠り、横断歩道を渡っていた近くの無職女性(69)をはね、救護措置をせず逃走したとされる。
女性は搬送後に意識不明の重体となり、9日未明に死亡。被告男は逮捕時、「人だとは思わなかった」などと容疑を否認していた。地検は過失致死の罪に切り替えた理由について「証拠関係を総合的に判断した」としている。