〈資料写真〉活発な活動が続き噴火を繰り返す桜島=18日午後1時27分、鹿児島市住吉町
桜島の南岳山頂火口で22日、午後10時までに噴火が13回、うち爆発が5回あった。大きな噴石が6合目(火口から800〜1100メートル)まで飛ぶ爆発が2回あった。12日に始まった山体膨張は続いている。
鹿児島地方気象台によると、噴煙の高さは最大2600メートル。爆発は今年130回目となった。12日以降の累計で爆発は73回、連続噴火は3回。気象台は、小規模な火砕流を伴う噴火が発生する恐れがあるとして、風下側での降灰などに注意を呼びかけている。
23日に噴火が起きた場合、正午までは垂水、霧島市方向の降灰が予想される。