「時間短縮で保険金欲しかった」 陸自隊員2人がコロナ感染の証明書を偽造、保険会社に送った疑い 警務隊が書類送検

2025/06/04 20:55
イメージ
イメージ
 陸上自衛隊警務隊は3日、新型コロナウイルス感染の隔離証明書を偽造したなどとして、都城駐屯地第43普通科連隊の陸士長2人=いずれも22歳=を有印私文書偽造・同行使の疑いで宮崎地検に書類送検した。

 送検容疑は、1人が2023年7〜8月、同駐屯地内で隔離証明書に必要な上司の署名、押印を偽造し、保険会社に郵送して行使した疑い。また、残る1人と共謀し24年3月、駐屯地内で同様の行為で隔離証明書2通を偽造。それぞれ保険会社に郵送して行使した疑い。

 陸上幕僚監部によると、2人とも感染、隔離の事実はあり、保険金受給要件は満たしていた。「証明書作成手続きの時間を省略して早く保険金を受け取りたかった」と話しているという。

鹿児島のニュース(最新15件) >

日間ランキング >