ひきこもり支援センターへの相談、過去2番目に多い2115件 年齢別では20代が最多 24年度鹿児島県内

2025/06/06 17:00
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 鹿児島県青少年育成県民会議が運営する「かごしま子ども・若者総合相談センター(ひきこもり地域支援センター)」は2024年度に受けた相談が2115件だったと発表した。10年の開所以降、最多だった23年度の2276件に次いで多かった。5日、鹿児島市で開いた総会で報告した。

 相談内容はひきこもりが688件で最も多く、不登校515件、ニート139件と続いた。年齢別では、20歳以上30歳未満が606人で最多。次いで30歳以上40歳未満が361人、15歳以上18歳未満が353人。相談方法は電話981件、来所837件、メール213件の順に多かった。

 センターは「県内各地で開く巡回相談会や就労支援などを充実させたことで増えた」としている。社会福祉士や精神保健福祉士ら相談員4人が面接や電話、メールで対応し、必要に応じて連携する団体を紹介している。同センター=099(257)8230。午前10時~午後4時半(月曜休み)。

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