緩んだ地盤、土砂災害に警戒を――梅雨の中休み…一転、14日から九州南部に再び大雨恐れ

2025/06/13 20:41
土砂が流入し通行できなくなった道路=10日、鹿屋市吾平町上名
土砂が流入し通行できなくなった道路=10日、鹿屋市吾平町上名
 梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込む影響で、九州南部は14日、大雨となる恐れがある。予想される1時間雨量は多い所で、薩摩と大隅50ミリ、種子島・屋久島地方40ミリ。鹿児島地方気象台は、8〜11日の大雨で地盤が緩んでいる所があるとして土砂災害への警戒を呼びかけている。

 気象台によると、九州北部にある梅雨前線は、14日にかけて朝鮮半島付近まで北上する見込み。太平洋高気圧の周縁を回る湿った空気が、前線に向かって流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる。

 県本土と種子・屋久では14日朝から夜遅くにかけ、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがある。14日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、薩摩と大隅180ミリ、種子・屋久100ミリ。

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