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鹿児島県教育委員会は18日、公物の横領および窃取、詐欺行為、酒気帯び運転をしたとして教職員3人の停職処分を発表した。
県教委によると、大島地区の県立学校の養護教諭(31)は横領および窃取で停職6カ月。2023年9月〜今年1月、廃棄予定だった校内のポスターや冊子など計29点をフリマサイトで売却、8391円の利益を得た。公費購入分の1860円は弁済され、刑事告発はしない方針。
大隅地区の県立学校の実習助手(24)は詐欺行為で停職3カ月。24年4月〜今年4月、ゲームセンターなどで入手したフィギュア計7点(1万円相当)を、箱の中身を入れ替えたり、未開封と偽ったりしてリサイクル店に買い取らせた。
鹿児島地区の中学校教諭(24)は停職6カ月。5月下旬、鹿児島市の飲食店で飲酒後に車を運転し帰宅。壁に衝突する事故を起こし、呼気検査で発覚した。6月18日付で依願退職した。
本年度の懲戒処分は今回で計4件。中島靖治教職員課長は「指導してきたにもかかわらず、不祥事が新たに発生したことは誠に残念」とコメントした。