不発弾のようなものが見つかり、構内が立ち入り禁止となった鹿児島県立短期大学=4日午後5時10分ごろ
鹿児島県立短期大学(鹿児島市下伊敷1丁目)で4日、敷地内の工事現場から不発弾が見つかった。陸上自衛隊の第104不発弾処理隊(佐賀)が調べた結果、爆発の恐れはないとして撤去された。
県短大総務課などによると同日午後2時20分ごろ、調理施設の工事作業員が見つけた。短大から通報を受けた県警や市危機管理課、陸自が連携して対処。不発弾は日本製とみられ、午後8時15分ごろに陸自が撤去し、持ち帰った。
この間、県短大は安全確保のため、5限目以降を休講。学生を帰宅させ、構内を立ち入り禁止とした。
県短大には、太平洋戦争が終わるまで、旧陸軍の鹿児島歩兵第45連隊の兵舎や練兵場などがあった。