赤ちゃんの一瞬の表情を捉えようと撮影に奮闘する参加者=3日、鹿児島市東部親子つどいの広場なかまっち
鹿児島市東部親子つどいの広場なかまっちで3日、子どもの愛らしい瞬間を収めるコツを伝える写真講座があった。0歳児の家族10組23人が参加。構図や色温度のバランスを学び、スマートフォンや一眼レフカメラで実践した。
いちき串木野市のフォトグラファー知覧美穂子さん(42)を講師に、年1回開く。赤ちゃんの目線や下から撮ることや、画面の補助線「グリッド線」機能を使い余白を意識して構図を決めるなどのポイントを紹介。「まずは楽しむことが一番。何をどう撮りたいかを思い描いて」と話した。
参加者は赤ちゃんと一緒に寝転がったり、おもちゃで気を引いたりと奮闘。与次郎2丁目の会社員上松瀬絵美さん(35)は、7カ月の長男維月ちゃんの笑顔をスマートフォンでパチリ。「似たような写真ばかりになっていたので、さまざまな構図を教えてもらい参考になった」と喜んだ。