街頭で支持を訴える立憲民主党の小川淳也幹事長=17日、曽於市
立憲民主党の小川淳也幹事長は17日、鹿児島県曽於市で街頭演説した。農政改革について「農家の戸別所得補償制度を軸に抜本的に進める」と訴えた。
野党第1党として物価高対策や社会保障、医療などの問題に取り組むと強調。介護や保育の現場で働く人は低い給料で頑張っているとし、「ヨーロッパ並みにする」と述べた。
自民党の森山裕幹事長が消費税は守り抜くと言明していることに関し、立民が公約に掲げる時限的な食料品の税率0%実現を念頭に「守るのは国民生活を守ってこそ。自民党は地方をどんどん衰退させている」と批判。国内の格差や貧困が広がっているとした上で「ともに生きる社会をつくる」と主張した。参院選の応援で訪れた。