〈資料写真〉鹿屋航空基地
海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)は24日、飲酒運転や20歳未満の飲酒、勤務中の不正外出などがあったとして、第1整備補給隊所属の5人を停職13日〜95日の懲戒処分にした。いずれも現在20代で、1等海士が4人、海士長が1人。
同基地広報室によると、2024年2月3日午後10時半ごろから翌日午前5時ごろにかけ、当直中で当時20歳未満だった1等海士1人の不正外出と飲酒、ほか2人の20歳未満飲酒、1等海士1人の飲酒運転があった。別の1等海士は、飲酒運転すると知りながら、軽乗用車を提供した。
5人は、鹿屋市内の飲食店で合流し飲酒した。飲酒運転は、1等海士が、不正外出していた別の1等海士や海士長ら4人を乗せ基地に戻る途中、警察に摘発され発覚した。
同隊司令の藤本好央1等海佐は「大変重く受け止めている。隊員の服務指導を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。