伊佐湧水消防組合は1日、飲酒運転をしたとして、消防本部の50代男性係長(消防司令補)を停職5カ月の懲戒処分にした。
消防組合によると、係長は2月23日午前9時半〜9時50分、伊佐市の自宅で350ミリリットルの缶ビール5本を飲んだ後、自家用車を運転し鹿児島市内で追突事故を起こした。警察官による呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出された。この日は休日だった。7月24日に免許取り消しの行政処分を受けた。
消防組合は徳田哲士消防長ら管理監督者を口頭注意の処分とした。徳田消防長は「このような事態を二度と起こさないよう綱紀粛正を図り、全職員で信頼回復に努める」とのコメントを出した。