〈資料写真〉自民党鹿児島県連=鹿児島市真砂町
自民党鹿児島県連は1日、石破茂首相が当面の間、党総裁を続投し政権運営することを支持する内容の決議文を党本部に提出したと明らかにした。「いかなる選挙結果であっても、政策を前に進める党の姿を強く示すことが必要」と理由を記した。
県連は7月26日、執行部役員・選挙対策常任委員合同会議を開き、友好団体からの要請を受け決議した。藤崎剛県連幹事長が31日、党本部を訪れ、県連会長も務める森山裕幹事長(衆院鹿児島4区)に手渡した。森山氏は「確かに受理した」と応じたという。
決議文では、党本部や一部地方県連で「石破おろし」と言われる動きがあるとした上で、「わが党は引き続き責任政党として政権を担う必要がある」と強調。そのために「新たな連立の枠組みを模索し、喫緊の課題に一つ一つ対処していかねばならない」とした。