〈資料写真〉原子炉容器に装填される燃料集合体=2024年8月7日、薩摩川内市の九州電力川内原発1号機
九州電力は7日、原子力規制委の審査会合で、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1号機の原子炉格納容器内の新たな「真空逃がし装置」の運用を12月に始める計画を示した。2号機は2026年3月を予定している。
容器内圧の急激な変化による破損を防ぐ装置で、建設時から設置している。取り換え工事は10月に始める予定。
九電によると、消耗部品の製造中止や技術指導員の高齢化に対応するため、海外製の装置を国内製に変更する。変更は24年4月に申請し、12月に認可を受けた。