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鹿児島地検は12日、男性を殴るなどして脅し、現金20万円を奪ったとして、強盗致傷と恐喝の罪で鹿児島市の会社員男(23)、恐喝未遂と傷害の罪で指宿市の無職男(24)を起訴した。共謀した福岡市中央区の男子高校生(17)=逮捕当時=は同日付で家裁送致した。
起訴状などによると、会社員男と高校生は共謀し1月14日、借金返済の名目で、県内の20代男性の頭を蹴るなど暴行を加え、「100万円作らないと帰さない」などと脅し、20万円を奪った。その後無職男も共謀し、会社員男や高校生がバールのような物で男性を殴り、右上腕骨剥離骨折など約16日間のけがを負わせたとしている。
3人は7月22日、強盗致傷などの疑いで鹿児島中央署に逮捕されていた。会社員男は女性を車で連れ去り、鹿児島市のマンションに監禁し手足を縛ってけがを負わせたとして、逮捕監禁致傷などの罪で公判中。