霧島連山・新燃岳で一時連続噴火 噴煙の高さは最高900メートル 地下の膨張を示すような変化は確認されず

2025/08/13 23:23
〈資料写真〉7月6日、噴煙を上げる新燃岳=霧島市牧園
〈資料写真〉7月6日、噴煙を上げる新燃岳=霧島市牧園
 鹿児島と宮崎の県境に位置する霧島連山・新燃岳は13日午前1時から午後4時50分ごろまで連続噴火した。鹿児島地方気象台によると、噴煙は少量で、高さは最高900メートル。10日から11日まで続いた連続噴火以来。10日に山麓で検出した火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日当たり2800トンで多い状態だった。

 新燃岳周辺の傾斜計に地下の膨張を示すような特段の変化は確認されていない。6月下旬から断続的に噴火を観測している。噴火警戒レベルは3。

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