サマーナイト大花火大会のホームページに掲載された「開催判断に関するお知らせ」(同HPより)
第23回かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会(鹿児島市、南日本新聞社など実行委員会主催)は23日午後7時半~8時半、同市の鹿児島港本港区で開かれる。「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録10周年を記念した花火や2尺玉2発同時打ち上げなど、九州最大級の1万5000発を予定する。台風12号の影響について、実行委は状況を見ながら慎重に検討するとしており、23日朝までに開催可否を判断する。
大会は3部構成。1部は九州各地の花火業者の競演で幕開け。2部では、産業革命遺産の集成館関連事業施設などをイメージした創作花火がある。2018年放映のNHK大河ドラマ「西郷どん」で同事業を再興した島津久光を演じた俳優青木崇高さんが来場、ナレーションなどで盛り上げる。3部は大玉連発打ち上げや音楽花火で締めくくる。
北ふ頭とウオーターフロントパークは午後4時半から、有料観覧者のみ入場できる。種子屋久高速船ターミナル横の県有地や県営第2、3駐車場は無料エリアとなる。当日は会場周辺で交通規制があるほか、海上も船舶に制限区域が設けられる。専用駐車場はなく、帰宅時間帯に市電や市バス、JRなどが増便され、JR鹿児島駅に隣接する公園「かんまちあ」が乗車待機所となる。問い合わせはサンサンコールかごしま=099(808)3333。