台風12号は熱帯低気圧に――九州南部は土砂災害の危険度高まる、気象庁は引き続き大雨や災害への警戒呼びかけ

2025/08/22 10:53
22日午前10時45分現在の雨雲レーダー(気象庁ホームページより)
22日午前10時45分現在の雨雲レーダー(気象庁ホームページより)
 鹿児島県や宮崎県を横断した台風12号は22日午前9時の観測で、熱帯低気圧に変わった。気象庁は引き続き、九州南部で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるとして、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけた。

 22日午前9時には、日向灘をゆっくりした速さで北東へ進んだ。中心気圧は1008ヘクトパスカル。

 九州南部では、土砂災害や洪水災害の危険度が高まっている地域がある。奄美を除く鹿児島県では22日昼過ぎにかけて、線状降水帯が発生する可能性がある。

 23日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、薩摩地方100ミリ、大隅地方120ミリ、種子島・屋久島地方150ミリ。

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