大輪を咲かせる2尺玉の花火=23日午後8時、鹿児島市住吉町のゲストハウス・グラシアス
第23回かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会(鹿児島市、南日本新聞社など実行委員会主催)は23日夜、同市の鹿児島港本港区であった。九州最大級の1万5000発が夜空を彩り、訪れた約15万人(主催者発表)を魅了した。
九州各地の業者による打ち上げ花火で開幕。恒例の2尺玉2発同時発射や創作花火、音楽に合わせた演出もあった。終盤には4000発以上が次々と上がり、拍手が湧き起こった。
家族3人で訪れた霧島市隼人の内田美津子さん(71)は「最後になるにつれて迫力が増して写真も撮った。結婚50周年のいい思い出になった」と語った。