本番へ向け練習する成音会のメンバー=霧島市隼人町真孝の富隈地区公民館
霧島市を拠点に、箱三味線ゴッタンの演奏活動をする「ゴッタン成音会」(永山成子代表)は25日、同市の国分ハウジングシビックホールで「かごしま伝統楽器のうたげ」を開く。同会によるゴッタンのほか、天吹や奄美三味線、薩摩琵琶の演奏、志學館大学の原口泉教授と長崎大学の井手弘人准教授による講演を通して、鹿児島の伝統楽器の魅力をアピールする。
10日は、同市隼人の富隈地区公民館に成音会の10人が集まり、「鹿児島神宮午(うま)踊」や、地元の地名を入れてアレンジした「薩摩兵児(へこ)の歌」などを練習した。同市隼人町東郷の会社員迫田真隆さん(48)は「ゴッタンの素朴な音色を聞いて、もっと知ってもらいたい」と意気込みを語った。
午前10時~正午。一般1000円、中高生500円、小学生以下無料。要予約。同会の中村さん=090(2589)9672。