感謝状を受け取った南日本銀行国分支店の福留仁志さん(右から2人目)と西海七さん(同3人目)=霧島市の霧島警察署
鹿児島県警霧島警察署は、交流サイト(SNS)型投資詐欺被害を防いだとして、霧島市の南日本銀行国分支店の福留仁志副支店長(45)と行員の西海七(しいな)さん(21)に感謝状を贈った。
同署によると、8月上旬、県内の70代女性がインターネットモバイルバンキングの送金方法を教えてほしいと来店した。送金の目的を尋ねると、SNSを通じた投資と説明。2人は詐欺の疑いが高いとして振り込みをやめるよう説得し、警察に通報した。
同署で20日、贈呈式があった。西さんは「大切な資産が悪用されずにすんでほっとした。これからもお客さまとの会話や上司との連携を大切にしたい」と話した。