神村学園高等部教諭で、女子硬式野球部の男性監督(50)が23日、県外の遠征先で道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発されていたことが26日分かった。
学園によると、監督は23日午前7時ごろ、京都府福知山市で、基準値を超える酒気を帯び、マイクロバスを運転した。宿泊先を出発して間もなく、警察の検問で発覚。部員17人が乗っていたが、けがはなかった。
監督は前日午後9時から11時半ごろまで飲酒。学園が義務付ける出発前アルコールチェックをしていなかった。引率は監督1人。23日は試合後に鹿児島へ帰る予定だった。摘発後、本人と警察が学園に連絡した。
監督は「このくらいなら大丈夫という認識の甘さがあった。申し訳ない」と話しているという。学園は監督を自宅待機とし、31日に保護者向け説明会を開く。「法令順守の徹底を強化し、再発防止に取り組む」とのコメントを発表した。