噴煙の高さ5500mに達する――霧島連山・新燃岳で連続噴火、多量の降灰が霧島市方面へ〈降灰予想地図あり〉

2025/08/28 09:20
噴煙を上げる新燃岳=28日午前9時5分ごろ、都城市吉之元町
噴煙を上げる新燃岳=28日午前9時5分ごろ、都城市吉之元町
 鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山・新燃岳は28日午前4時53分に噴火した。鹿児島地方気象台によると、噴煙の高さは火口から約5500メートルに達した。噴煙量は多量で、直上に上がった。午前9時現在も連続噴火が続いている。気象庁によると、午前11時までに霧島市、宮崎県小林市で多量の降灰が予想される。

 噴煙の高さが5000メートル以上に上がったのは7月3日以来。鹿児島地方気象台は、火口から3キロの範囲では大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。噴火警戒レベル3(入山規制)は維持している。

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