都城市議会議場(同市ホームページより)
宮崎県都城市の池田宜永市長は28日開いた定例会見で、市障がい福祉、こども家庭両課の窓口で温水智久市議による不当要求やパワハラと疑われる行為があったことについて、「看過できない」と述べ、29日から本格的な審査が始まる市議会政治倫理審査会による厳正な判断をあらためて求めた。
池田市長は「内容を精査した結果、それが事実なら看過してはならない問題だと判断した。議会として事実関係をちゃんと把握してほしいし、市民に公表してほしい」と述べた。
市総務課によると、温水市議は7月31日午後3時15分から約1時間半、市障がい福祉課窓口で、対応への不満を大声で怒鳴り、呼び鈴を連打するなどの行為をした。その後、業務時間外に、こども家庭課を訪れ、同様の行為をした。