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宮崎県えびの市は29日、他自治体にふるさと納税をした市民2人に対し、控除すべき個人市民税をそれぞれ9万3000円、5万2000円誤って賦課したと発表した。
市税務課によると、当該自治体から2月、2024、25年度分のワンストップ特例通知データを受けた。「誤って送った24年度分を削除してほしい」と依頼を受けた担当者が25年度分まで削除したため、同年度分の市民2人の控除が反映されなかった。
6月19日に、1人から「住民税決定通知書で控除がなされていない」と指摘があった。同課は2人に減額通知書を送り、謝罪した。
データ取り込みなどの作業を1人でしており、具体的な作業内容、結果が共有できていなかったとして、同課は「今後は複数職員での確認を徹底する」としている。