感謝状を受け取る久米田美由紀さん=霧島市の霧島警察署
鹿児島県警の霧島警察署は、架空料金請求詐欺被害を防いだとして、鹿児島県霧島市のセブン-イレブン霧島牧園店の店員、久米田美由紀さん(60)に感謝状を贈った。
同署によると7月上旬、県内の60代女性が「ビットキャッシュの購入方法を教えてほしい」と来店した。理由を尋ねると、宝くじが当選したとのメッセージがスマートフォンに届いたと説明。久米田さんは詐欺の疑いが高いと判断して説得し、警察に通報した。
8月27日、同署で贈呈式があった。久米田さんは「慣れない様子で高齢の方が来店した時は声をかけるようにしている。これからも気をつけたい」と話した。