〈絶賛開催中〉ルネサンス期から近現代まで――「西洋絵画の400年」展、来場2万人突破 鹿児島市立美術館で7日まで

2025/09/02 20:30
来場者2万人目となった室屋明子さん(中央)=2日、鹿児島市立美術館
来場者2万人目となった室屋明子さん(中央)=2日、鹿児島市立美術館
 鹿児島市立美術館で開かれている「珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年」(鹿児島市立美術館、南日本新聞社など主催)の来場者が2日、2万人を突破した。

 2万人目は室屋明子さん(65)=南九州市=で友人の山神秀子さん(75)=枕崎市=と訪れた。記念セレモニーがあり、鹿児島市立美術館の楠元香代子館長から同展の図録などが贈られた。室屋さんは「強いナポレオンを見せようとする歴史画から、マリー・ローランサンが描いた心が安らぐ女性像まで幅広い表現を楽しめた」と満足の表情。山神さんは「絵が描かれた背景が詳しく説明されていて理解が深まった」と話した。

 同展はルネサンス期から近現代までの油彩画83点を展示、西洋絵画の歴史を振り返る。7日まで。入場料は一般1400円、高大生1000円、小中生800円。

鹿児島のニュース(最新15件) >

日間ランキング >