霧島連山・新燃岳で連続噴火――火口から200mまで噴煙上がる 6日の降灰は宮崎県側予想

2025/09/05 19:11
〈資料写真〉3日午後、噴煙を上げる新燃岳=霧島市国分中央1丁目
〈資料写真〉3日午後、噴煙を上げる新燃岳=霧島市国分中央1丁目
 鹿児島、宮崎両県にまたがる霧島連山・新燃岳は5日午前8時54分ごろから同10時ごろまで連続噴火した。

 鹿児島地方気象台によると、火口から200メートルまで噴煙が上がった。噴煙量は極めて少量。西側斜面の割れ目では噴気は確認されていない。1日の現地調査で火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日当たり400トンとやや少ない状態だった。6日に噴火した場合、午前0時〜正午は東の宮崎県側への降灰が予想される。

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