深夜の道路…毒ヘビ・ハブに男性かまれる――搬送先の病院で翌日死亡、県内11年ぶり 徳之島

2025/10/10 21:00
(資料写真)ハブの毒
(資料写真)ハブの毒
 鹿児島県は10日、奄美群島内で4日夜、男性がハブに左足首をかまれて病院で治療し、翌5日に死亡したと発表した。県によると、県内でハブにかまれたことによる死亡事故は、2014年以来11年ぶり。

 徳之島地区消防組合などによると、男性がかまれた場所は徳之島の道路。4日午後10時40分ごろ、119番があった。男性は搬送先の病院でハブ血清などの治療を受けたが、5日に死亡が確認された。

 14年4月には瀬戸内町の加計呂麻島で50代男性がハブに手をかまれ亡くなった。名瀬保健所によると、本年度奄美群島でハブにかまれた人は8月末現在24人(前年比1人増)。奄美大島16人、徳之島8人で草払いや農作業中にかまれる人が多いという。10月は冬に備えて活動が活発になるとし、県が注意を呼びかけている。

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