LGBTQへの理解などを訴え行進する参加者=12日、鹿児島市西千石町
LGBTQなど性的少数者への理解や同性婚への関心を広げようと、当事者や支援者による「かごしまレインボープライド2025」のパレードが12日、鹿児島市であった。米国発祥で、鹿児島では5月の指宿市に次ぎ2回目。
両市で活動するレインボーポート向日葵(ひまわり)の主催。70人ほどが性の多様性を象徴する虹色の旗や「求めるのは特権ではなく平等」などと書かれたプラカードを掲げ、JR鹿児島中央駅から鹿児島市役所まで約2.5キロを行進した。
今年のテーマは「わたしたちはここにいる」。実行委員会代表の田中実さん(44)=仮名=は「鹿児島にも当事者がいて、みんなと同じようにパートナーと生活しているということを感じてほしい」と語った。