〈資料写真〉奄美大島沖で確認された中国の海洋調査船「向陽紅22」=13日(第10管区海上保安本部提供)
第10管区海上保安本部は14日、鹿児島県奄美大島沖の排他的経済水域(EEZ)内でパイプのようなものを海中に延ばしているのが確認された中国の海洋調査船「向陽紅22」が、13日午後10時55分ごろ、中国と日本の地理的中間線を中国側に越えたと発表した。
10管によると、調査船は同午前6時50分ごろ、奄美大島の西約385キロの海域で活動が確認された。同意のない海洋調査の疑いがあるとして巡視船が中止要求し応答があったが、内容は非公表。