知名町は16日、飲酒運転したとして、上下水道課主事の男性職員(22)を停職7カ月の懲戒処分にした。上司への報告も怠っていたと判断した。
町によると、職員は3日午後7時ごろ、役場の同僚と町内の店で飲み始め、午前1時ごろまで複数の店を訪問。午前1〜2時に1人で自家用車を運転して帰宅中、街路樹に衝突した。住民の通報で駆け付けた警察官の聴取は受けたが、摘発はされていない。町の聞き取りに対し、「代行や知り合いに連絡したがつながらず、運転してしまった」と話している。
上司に報告したのは6日だった。町は所属長を厳重注意処分とした。今井力夫町長は「事態を重く受け止め、綱紀粛正の徹底に務める」とコメントした。