知人男性の首を刀のようなもので切り付け殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されていた鹿児島県鹿屋市の40代男性会社員について、鹿児島地検鹿屋支部は17日、容疑を傷害に切り替えた上で不起訴処分とした。
逮捕容疑は9月22日午後11時半ごろから23日午前5時ごろまでの間に、鹿屋市の70代男性宅で、男性の左頸部(けいぶ)を刀のようなもので切り付けたり、ロープで首を絞めたりして殺害しようとした疑い。男性は首に1週間の切り傷を負った。
地検は容疑を切り替えた理由を「証拠を総合的に判断した」、不起訴については「諸般の事情を総合的に考慮した」としている。