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宮崎県小林市野尻町三ケ野山の釘松浄水場給水区域の水道水から国が定める暫定目標値を超える有機フッ素化合物(PFAS)が検出された問題で、宮崎県は23日、当該水源の東側井戸1カ所で、国の指針値である1リットル当たり50ナノグラム(ナノは10億分の1)を超過する200ナノグラムを検出したと発表した。
県は当該水源の半径500メートル内にある城之下川の3カ所と井戸6カ所で6日に水質調査を実施。他の8カ所は0.3ナノグラム未満から12ナノグラムに収まった。県は今後、指針値超過を確認した井戸から地下水が流れる南東方向へ向けて水質調査を続け、超過範囲を特定する方針。