政権交代を訴える街頭演説の参加者=26日、鹿児島市の天文館
市民グループ「市民・野党共闘をすすめるALLかごしまの会」は26日、鹿児島市の天文館で街頭活動をした。自民党総裁の高市早苗首相による新政権は物価高対策が不十分で、政治とカネの問題も解決を後回しにしているとして、政権交代の実現を訴えた。
ALLかごしまと共産、社民、新社会の各党の関係者約15人が参加。リレー形式でマイクを握り、通行人に新政権への意見を問うシールアンケートをした。
演説では高市政権が防衛費増額やスパイ防止法制定に前向きな姿勢であることに関して「平和を脅かす」「物価高や低賃金で苦しむ国民のための政策ではない」と批判。「政治に関心を持ち、市民と野党が共闘して新しい政治を作ろう」と呼びかけた。