勤務先の会社の口座から現金約2300万円を着服したとして、鹿児島県警捜査2課と鹿児島南署は30日、業務上横領の疑いで、鹿児島市高麗町、無職の男(58)を再逮捕した。
再逮捕容疑は、同市の建築機器関連会社の経理担当だった2021年3月上旬〜4月中旬、会社の普通預金口座から12回にわたり、取引先への支払い名目を装って現金約2300万円を払い出し、横領した疑い。
同課によると、1回当たり数十万円から最大で300万円引き出したとみられる。「ブランド品の購入や遊興費に全額使った」と供述している。容疑者は同様の業務上横領の疑いで県警に9日逮捕されており、一連の捜査で発覚した。