 
                かつお節削りに挑戦する来場者=30日、東京・港区北青山
                
             
                 かつお節や焼酎といった枕崎市の特産品をPRするイベントが30日、東京都港区のオフィスビルで始まった。会場はこいのぼりならぬ「カツオのぼり」や大漁旗で装飾され、かつお節を削る体験などが人気を集めた。11月2日まで。
 訪れた施設内や近隣に勤務する会社員らは、専用の削り器に興味津々。削りたてのかつお節の風味に感動していた。焼酎やお茶、カツオの腹皮の物販、かつお節丼やさつま揚げのおつまみセットのキッチンカーにも列ができた。
 初日は開会式があり、枕崎市の前田祝成市長が「首都圏の多くの皆さまに枕崎の風土と味を楽しんでほしい」とあいさつ。31日は枕崎水産加工業協同組合の的場信也組合長や薩摩酒造の吉元義久社長らのトークセッションなどがある。