出発式で合図を送る「いぶたマン」やHKT48のメンバー=3日、鹿児島市のJR鹿児島中央駅
                
             
                 来年3月に運行15周年を迎えるJR九州の観光特急「指宿のたまて箱」をモチーフにした新ヒーロー「いぶたマン」が誕生し、鹿児島市のJR鹿児島中央駅アミュ広場で3日、お披露目された。鹿児島県内初の鉄道ヒーローを一目見ようと、家族連れでにぎわった。
 子どもたちに鉄道に興味を持ってもらおうと、JRの鹿児島支社が発案。白と黒のデザインや武器から霧が出る特徴は、いぶたまを再現した。鹿児島市吉野町の福吉天宥(てんゆう)さん(6)は「すごくかっこよかった。列車に乗ってみたくなった」と笑顔で話した。
 いぶたマンは、いぶたまの出発式にJR九州の宣伝を担う「HKT48」のメンバーと一緒に参加し、ヒーローショーにも登場した。「みんなに喜んでもらえて良かった。これからもよろしく」と大車輪の活躍を誓った。