『すずめの戸締まり』アフレコ秘話を明かした原菜乃華 (C)ORICON NewS inc.
俳優の原菜乃華が8日、都内で行われた劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』スペシャルトークイベント付き上映会に登場した。イベントには、マイカ ピュ、小野友樹、山田陽音響監督、篠原俊哉監督も登壇。原は『すずめの戸締まり』(2022)でも音響監督を務めた山田氏と懐かしトークを繰り広げた。
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『すずめの戸締まり』では、約3ヶ月アフレコの訓練をしていたそうで、山田氏は原にジャージでアフレコに来てほしいと言っていたという。原は当時を振り返り「立ちっぱなしで目の前にマイクがある状態で遠くにいる人との会話や、動きのあるお芝居をするのがどうしてもうまくつかめなくて、マイク前で音のならないジャージで、動きながらアフレコしていました」と明かした。
山田氏は「部活ですよ。北斗くんと2人でジャージ着てね」と回顧。それから成長した姿も見ていたという山田氏は『不思議の国でアリスと』で、キャスティングで原の名前が挙がった際に「原さんならできますと監督にお伝えしました」と推薦したと話す。
原は「オファーが来た時にとっても不安で、『不安です。私なんかに務まるのでしょうか』と山田さんに相談したら『大丈夫でしょ!』と自信を持って言い切ってくださって。それが肩の力がふわっと抜けて、安心して臨めました」と明かしていた。
本作は、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』を原作にした劇場アニメーション。監督を篠原俊哉氏、脚本を柿原優子氏、アニメーション制作をP.A.WORKSが手がける。主人公は、就職活動に悩む不器用な大学生・りせ(CV:原菜乃華)。現実に息苦しさを感じる彼女が迷い込むのは、奇妙で愛おしい魅力あふれる「ワンダーランド」。天真爛漫で好奇心旺盛なアリス(CV:マイカ ピュ)との出会いをきっかけに、不思議の国の住人たちとの物語が繰り広げられる。