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日本テレビは11日、都内の同局で『2025年10月改編説明会』を実施。歌手・俳優の及川光博が主演を務め、手越祐也が共演する、日曜ドラマ『ぼくたちん家』(10月12日スタート、毎週日曜 後10:30)のインクルーシブプロデューサー・白川大介氏があいさつした。
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本作は、さまざまな偏見の中で生きる“社会のすみっこ”にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。及川は主人公の心優しきゲイ・波多野玄一、手越は中学教師でクールなゲイの作田索を演じる。白鳥が演じる15歳のトーヨコ中学生・楠ほたる(白鳥玉季)が、2人の恋物語をかき乱す。
白川氏は、報道局プロデューサーであるため「通常のドラマと同じプロセスです」と前置き。白川氏は「1年ほど前に河野(英裕/プロデューサー)からゲイの男性同士が家を買うストーリーをやりたいんだよねという相談を受けました。私自身は、7年前くらいにゲイだとカミングアウトして以来、報道の分野で性的マイノリティーに関する報道に関わっています。今回は、俳優さんの役作りやストーリーの大事な部分にプロデューサーのひとりとしてやらせていただけるということなので、インクルーシブプロデューサーという形に」と経緯を説明した。
続けて、インクルーシブプロデューサーは、国内では初の設置だとし、「名乗っている例はないと思います。業界の先輩の方にもご意見をうかがってこの形に決めました」と語った。
同局10月編成の改編テーマは「『わざわざ、見たい』をもっと。」。流れで見るフロー視聴だけでなく、積極視聴を促せるコンテンツを増やしていくとしている。改編率は、全日:3.6%、プライム帯:12.9%、ゴールデン帯4.3%となった。