映画『国宝』の原作本、6週連続文庫1位・2位を独占 映画『8番出口』の書き下ろし小説は、初のTOP5入り

2025/09/12 04:00
文庫1位:吉田修一『国宝 上 青春篇』(出版社:朝日新聞出版/2021年9月7日発売)
文庫1位:吉田修一『国宝 上 青春篇』(出版社:朝日新聞出版/2021年9月7日発売)
 吉田修一氏の『国宝 上 青春篇』が、週間3万6185部を売り上げ、9月12日発表の最新「オリコン週間文庫ランキング」で6週連続1位、累積売上は60万4308部に。

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 『国宝 下 花道篇』も週間売上3万2085部で2位にランクインし、累積売上は52万2744部に。これで上下巻ともに累積売上50万部を突破した。

 上下巻を合計した累積売上は、前週9月8日付で105万8782部となり、2021年9月の発行から4年で100万部を突破。最新9月15日付では、上下巻合計の累積売上は112万7052部)となった。

 なお、8月11日付で『国宝 上 青春篇』が1位、『国宝 下 花道篇』が2位を獲得してから最新9月15日付まで、6週連続でシリーズ2作品が「オリコン週間文庫ランキング」1位・2位を独占した。

 本作は、極道と梨園、生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく物語。俳優・吉沢亮主演で映画化され、8月18日に配給元の東宝が興行収入105億円(興行通信社調べ)突破を発表。第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に決定している。

 また、同ランキング4位には、現在公開中の映画『8番出口』の監督・脚本を手掛けた川村元気氏が自ら書き下ろした同名小説『8番出口』が、週間売上1.4万部でランクインした。

 映画は、世界的に大ヒットした同名ゲームを二宮和也主演で実写化。映画公開にあわせてノベライズされ、7月9日の発売から前々週9月1日付の10位、前週9/8付の9位と徐々に順位をあげ、本作初のTOP5入りとなった。

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