BS日テレ『歌謡プレミアム』の15日（後9：00）放送では、今年デビュー15周年を迎えた純烈（酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太）が出演する。番組では、代表作「ラブレター」をはじめ数々のヒット曲を披露するほか、出会った“ヤバい人々”をテーマにトークを展開する。

【写真】2023年9月…そろって取材会に出席した後上翔太＆横山由依

　純烈結成のきっかけとなったのは前川清だったという。酒井は「僕が2007年に足を複雑骨折して、”今まで通り歩けるかは保証できません”と言われて入院生活が始まって、手術も含めて40日間の入院だったんですけど、半分以上、夢に前川さんが出てきて…」と振り返り「（もしも）歩けなくなった時に、どうやって妻子を養っていこうかみたいなことをずっと考えていた時に、前川清さんの直立不動、歩かないでも人を楽しませてるっていういのが、バーンとスパークした時に、“やれってことか、ムード歌謡”ってなって、退院したらすぐ…というのが純烈結成のキッカケで…」と明かした。

　さらに、前川清の懐の深さを感じるエピソードが。純烈が出演することになっていた前川清のデビュー50周年の明治座公演の直前にメンバーのスキャンダルが発覚。前川に出演辞退を告げに行くと、前川から意外な言葉が返ってきた。

　酒井は「“4人でも頑張るんだったら出てくれ。僕がおいしいよ”って。どういうことですかって聞いたら、“世の中の人って、芸能人の不幸が大好き。どんな顔して（純烈の）4人が出てくるのかなって思ってる。だから出てくれたらチケットが売れるから座長の僕が儲かるよ。だから出てくれ”って…」と明かすと、赤坂は「ヤバいですね、やっぱり（笑）」とツッコミ。後上も「後輩の僕らに見せ場を作ろうとしてくれる懐の大きさが、ヤバいっすね」と続けた。

　一方、後上は昨年12月に結婚した妻・横山由依との生活を語る。後上は「今まで一人が長かったんで、ご飯食べたりしても感想を口に出すってことがなかったんですよね。“これ美味いね”とかのやりとりの積み重ねっていうのがすごくうれしいなって。新鮮でもあるし、楽しいですね」とノロケ。

　馴れ初めは純烈が座長を務めた明治座公演での共演で、白川は「（横山は）僕の恋人役だったんですよ！それを横取りしたんですから」と冗談交じりに暴露する場面もあった。

　番組では「ラブレター」「ハッピーバースデー」「愛をください～Don’t you cry～」に加え、最新曲「二人だけの秘密」も披露。節目を迎えた純烈が、トークと歌で15年の歩みを彩る内容となっている。