LUNA SEA・J、フェンダーから“赤”カラーの新シグネイチャーモデル
LUNA SEAのベーシスト・Jの新シグネイチャーモデル『Limited Edition Masterbuilt J Precision Bass King’s Red Sparkle』および『Limited Edition Masterbuilt J Precision Bass PJ, King’s Red Sparkle』の2機種が発表された。受注は10月13日よりFender Flagship Tokyoほかで開始され、納品は来年10月頃を予定している。
【画像】リバースヘッド&レリック加工がクール!『Limited Edition Masterbuilt J Precision Bass King’s Red Sparkle』
今回のモデルは、最上級の職人“マスタービルダー”であるグレッグ・フェスラーが手がけた完全数量限定のリミテッドエディション。伝統的なプレシジョンベースを基に、鮮烈な輝きを放つ「King’s Red Sparkle」カラーと、Heavy Relic加工による風格ある外観が特徴となっている。
Jとフェンダーの関係が本格化したのは2019年。20年にはJのリクエストに基づく『’57 Precision Bass Relic Reverse Head Black Gold』を製作し、それを完全再現したモデルが世界限定25本で販売された。その後、本人監修による新色「Champagne Gold」をまとったシリーズも登場するなど、精力的なコラボレーションが続いている。
今回発表された2機種では、2ピースのセレクトアッシュボディに、リバースヘッド仕様のワンピースメイプルネックを採用。“ピックアップ・マスター”のホセフィーナ・カンポスによる『Hand-Wound 62 Precision Bass Pickup』を搭載し、幅広いサウンドバリエーションに対応している。PJスタイルモデルでは、2ピースのセレクトアルダーボディに『Josefina Hand-Wound Vintage Jazz Bass Pickup』を増設した仕様となっている。
10月13日には、フェンダー主催の体験型イベント『FENDER EXPERIENCE 2025』にJが登場し、同モデルに関するトークを行う特別ステージも予定されている。
Jは同モデルについて、「“赤”という色は、自分にとって特別で、象徴的なカラー。これまでのBlack Gold、Champagne Goldといったモデルを重ねてきた中で、満を持して“赤”に挑みました」と語り、「自分の音楽人生の中でも大きな意味を持つこの色を、フェンダーのベースに託したかった」とコメントしている。
日本のロックシーンを牽引してきたJと、マスタービルダーのクラフトマンシップが融合した同モデルは、プレシジョンベースの歴史に新たな1ページを刻む1本となりそうだ。『Limited Edition Masterbuilt J Precision Bass King’s Red Sparkle』は181万5000円、『Limited Edition Masterbuilt J Precision Bass PJ, King’s Red Sparkle』は198万円。