風間俊介、27人の子どもたちと“とくべつ”な夏休み 映画『ふつうの子ども』記念イベント開催「時間をかけてでも伝えていきたいと思える映画」

2025/09/20 19:25
27人の子どもたちと“とくべつ”な夏休みを過ごした風間俊介
27人の子どもたちと“とくべつ”な夏休みを過ごした風間俊介
 公開中の映画『ふつうの子ども』の公開記念イベント『4年1組大集合!風間俊介&呉美保監督による特別授業』が20日、東京・テアトル新宿で開催。主人公の唯士役・嶋田鉄太、心愛役の瑠璃、陽斗役の味元耀大ら4年1組の生徒を演じた子どもたち27人、担任役の風間俊介、呉美保監督が登壇した。

【集合ショット】大集合!“とくべつ”な夏休みを過ごした27人の子どもたち

 4年1組の生徒たちが元気よく登壇するのを見守りつつ、担任教師・浅井裕介を演じた風間は「担任の浅井でございます。本作はこの子たちが主役です。きょうは4年1組の生徒たちの顔をしっかりと見てください」と観客に向けてあいさつ。そして出席簿を片手に順に点呼し、名前を呼ばれた子どもたちはそれぞれ「はい!」と元気よく手を挙げて返事をしていた。

 ここから、劇中の教室シーンさながら風間“先生”の進行で子どもたちへの質問タイムへ。昨年夏の撮影を振り返って「夏休みは毎年家で寝転がりながらYouTubeを見る生活をしていたけれど、今回初めて充実した夏休みを過ごせました!」「こんなに騒がしい夏休みはない!と思うくらい楽しかった」と子どもたちが声を弾ませると、風間は「映画のタイトルは“ふつう”だけれど、“とくべつ”な夏休みでしたね」とニッコリ。これに呉監督が「サマーキャンプ的な?」と例えると、全員で「あ~!」と頷き、笑いあった。

 さらに撮影中にケンカをしてしまい、撮影後にしっかり仲直りしたというエピソードも飛び出すなど子どもたちの自由な発言に、風間は「映画のタイトルの通り“ふつう”の子どもたちと楽しくやった夏でしたね」と振り返り、担任教師のように目を細めていた。

 劇場公開後に映画館で本作を鑑賞したという瑠璃は「最初は実感が湧かなかったけれど、何度か観て自分が出ている実感が湧いてきました。“可愛かった”と言ってもらえるのがうれしくて、何度も観に行ってしまいます」といい「映画を観た方から“サインをください!”と言われた」と明かすと、全員から「えー!いいなー!」という羨望の声が上がる一幕も。

 味元は「貴重な時間とお金を使って観に来ていただき、本当にありがとうございます」と観客に感謝しながら、「浅井先生、僕たちを上手にまとめて下さってありがとうございました!」と風間にお礼の言葉を述べると、風間は感心しながらも笑顔を浮かべた。

 「マコーレ・カルキンです!」とあいさつし会場を沸かせた嶋田は「今日はこんなに沢山の方にお越しいただき、感謝の言葉しか出ません。知り合い、家族にどんどん伝えてください。『国宝』超えを目指しているので」と興収100億円超を目指すと宣言すると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 最後に、風間は「この映画は派手なシーンがあるような作品ではありませんが、普遍的な物語であり、多くの人に時間をかけてでも伝えていきたいと思える映画になりました。何年かかってもいいので多くの人に観ていただきたいので末永く愛してください!」とアピール。

 呉監督は「映画公開後、おかげさまで沢山の方が口コミで広げてくれて、映画評論家の方々からも後押しを受けています。100年残る映画になれたのかなと思っていますので、引き続きSNS等での口コミをよろしくお願いいたします!」と呼び掛けていた。

 続くフォトセッションでも、子どもたちと風間、呉監督の弾けるような笑顔が印象的で、観客も一緒に笑顔になるイベントとなった。

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