『阪神タイガース THE OFFICIAL MOVIE 2025 ―栄光の虎道(こどう)―』11月14日公開決定 (C)2025「阪神タイガース THE OFFICIAL MOVIE 2025」製作委員会
2025年、球団創設90周年という節目の年に、セ・リーグ史上最速(2リーグ制となった1950年以降)でリーグ優勝を成し遂げた阪神タイガース。その激動と歓喜のシーズンを追った公式ドキュメンタリー映画『阪神タイガース THE OFFICIAL MOVIE 2025 ―栄光の虎道(こどう)―』が、11月14日より全国で公開されることが決定した。
【動画】30秒特報
2023年に岡田彰布前監督のもとで18年ぶりの日本一を達成してから2年。球団創設90周年を迎えた今季、チームを率いたのは、現役時代に「火の玉ストレート」の剛速球で名を馳せた名クローザー、藤川球児監督。日米通算811試合登板、245セーブを誇る名投手が、指揮官として阪神のユニフォームに袖を通した。
藤川監督は、投手三冠(最多勝・勝率・奪三振)を達成した村上頌樹投手を中心に、最優秀防御率のタイトルを獲得した才木浩人投手、50試合連続無失点という日本記録を更新した石井大智投手ら強力な投手陣を巧みに起用。
一方で攻撃面は、1985年の掛布雅之以来、生え抜き選手としては40年ぶりの40本塁打&100打点を達成した佐藤輝明を中心に、上位打線の1番~5番打者をほぼ固定しつつ、若手を積極的に起用。攻守のバランスを両立させながら、チーム全体の結束を高めた。
その結果、9月7日には2年ぶり7度目となるリーグ優勝を達成。NPB史上最速のV決定となり、藤川監督にとっては就任1年目での快挙。球団史上初の偉業として、新たな歴史を刻んだ。
本作では、試合映像だけでなく、ロッカールームや練習風景、ミーティングなど舞台裏の貴重な映像も多数収録。藤川監督をはじめ、選手・コーチ陣へのインタビューを通じて、「史上最速V」の裏に隠された葛藤や戦略、そしてチームの結束力をリアルに描き出す。
「阪神タイガース」は、この史上最速の“栄光への道のり”を、どのように駆け抜けたのか――映画では、その真実に迫っていく。
映画化の発表とともに、ポスタービジュアルと特報映像(30秒)も公開された。ポスターには、藤川監督の胴上げシーンを中心に、村上、才木、石井ら投手陣、佐藤、近本光司、中野拓夢ら主力選手の写真が並ぶ。まさに“2025年版タイガース”を象徴する一枚だ。
特報映像は、藤川監督のインタビューを軸に構成され、「凡事徹底と姿勢、ここから物事は動き出す」「選手を守る、攻撃させやすい環境を作る」といった指揮官の言葉が印象的に挿入される。最後は「ドラマは…作られますね」と笑みを見せる藤川監督のカットで締めくくられ、ファンの期待を一気に高める内容となっている。
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