映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』合同記者会見に出席した(左から)吉永小百合、天海祐希 (C)ORICON NewS inc.
俳優の吉永小百と天海祐希が出演する映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』が31日に公開されるのに先立って、2人が17日に大阪市内で記者会見に出席。フォトセッションでは腕を組むなど親しい様子を見せていた。
【写真】腕を組んで…ポーズを決める吉永小百合&天海祐希
本作は、1975年5月16日、日本時間16時30分、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子さんの半生を描くヒューマンドラマ。その歴史的快挙を含め、田部井さんの挑戦と軌跡をつづった著書『人生、山あり“時々”谷あり』を原案に映画化された。
主人公・多部純子を演じるのは吉永。そして純子の盟友であり、エベレスト登頂の相棒でもある北山悦子役は、吉永と映画『最高の人生の見つけ方』以来6年ぶりのタッグとなる天海が務める。
劇中だけでなく、会見でも絆の深さを見せた2人。天海は「私にとっては本当に憧れる人を見つめていた瞬間を切り取っていただけた映画」と話し、吉永に対する憧れや敬意を語った。吉永も劇中で歌うシーンについて「その時、天海さんは先に撮影を終えられていたんですけど、ずっとステージの脇で、私が歌っているところを見守ってくださった。本当にありがたかった」と感謝を口にした。
また、同作の純子と悦子のように“親友”だったらという質問に「旅行がしたいです。私が全部企画して、小百合さんをお連れする企画で」「親友だなんてとんでもない。私には口が裂けても言えない」と恐縮しつつ、後輩っぷりを発揮していた天海。フォトセッションでは吉永が天海の腕を組み、カメラに笑顔を向けていた。