映画『ミーツ・ザ・ワールド』公開記念舞台あいさつに登壇した板垣李光人 (C)ORICON NewS inc.
俳優の板垣李光人が25日、都内で行われた映画『ミーツ・ザ・ワールド』公開記念舞台あいさつに登壇。歌舞伎町のNo.1 ホスト・アサヒを演じるにあたって、実際に店を訪れたことを明かした。
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板垣は「日々のこと、どういうルーティーンで働かれているのかなど、本当に全部参考になりました。実際にお店に伺った時に、ちゃんと名刺をいただいたのですが、キラキラしていて、それがすごく印象的だったので、劇中でも名刺を作っていただきました。撮影現場でも好評で、こうやって渡していました」と実演を交えながら回顧。「コップを定期的に拭いたり、おしぼりを三角にたたんだり。そういうのを肌で感じることができた」と声を弾ませた。
また、作品のタイトルにちなんで、自身の「ミーツ・ザ・ワールド」に関するテーマでは「韓国で、現地クルーの方と撮影する機会があったのですが、僕目元にほくろがあるんですけど、メイクの時に、1回全部消されるんです。そして、地(じ)のほくろがあるところの上に(メイクで)描かれるんです。日本で仕事している感覚とか価値観と違うから。今まで自分がやってきているものと違うことをすると、すごくいい刺激になります」と話していた。
芥川賞作家・金原ひとみ氏の同名小説を映画化。歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛するも自分のことは好きになれない27歳の主人公の新たな世界との出会いを描く。
舞台あいさつにはそのほか、杉咲花、南琴奈、蒼井優、松居大悟監督も登壇した。