ヒロミ (C)ORICON NewS inc.
タレントのヒロミ(60)が、28日放送の日本テレビ系『DayDay.』(前9:00)に生出演。相次ぐクマ被害について、自身の見解を述べた。
【写真】クマの猛攻撃、生き延びるための減災姿勢「首ガード・うつ伏せ法」
番組は、秋田県でとくにクマの被害が深刻化していることを伝えた。被害現場に猟友会や警察が駆け付けたことや、市街地でも目撃証言が寄せられていることなど説明。同県は被害を“災害級”ととらえており、秋田県知事の鈴木健太氏が、自衛隊の派遣要請を予定していることなどを伝えた。
クマ被害についてヒロミは「本当にもう、自衛隊の力を借りないと。猟友会って高齢なので、60歳、70歳、80歳の方がやってらっしゃるのがほとんどだと思うんです。なかなか…罠をかけたり回収したり、昼間に色々出動してって本当に大変だと思う」と言及した。
さらに「ニュースを見ていると、街に出て来て襲って山に引っ張っていくとか、犬をそのまんまとか。“捕食”という感じのところまできている」「昼間だけしか銃を発砲できないんですけど、クマは夜行性なんで夜に行動する。そういうことろまで含めて考えていかないと」「猟友会の人も、(クマと)出会って撃つってこと、そんなにないんですよ、もともと」などと説明し、「だから早急に色々考えたほうがいい。人の命がこれだけ奪われているんで」と、心配そうに語った。
なお環境省は今年7月、「緊急銃猟ガイドライン」にて、夜間に緊急銃猟をする場合の条件などを説明。また「令和7年度農作物鳥獣被害防止対策研修 クマ対策ついて」などの資料で、ツキノワグマについて「夜行性と思われがちですが、森に暮らすクマは昼行性。しかし、人里に下りてきて活動するときは、人との接触をさけるために夜行性に代わることが知られている」などと説明している。