11月20日スタート新ドラマ『ifの世界で恋がはじまる』(C)「ifの世界で恋がはじまる」製作委員会・MBS
俳優の醍醐虎汰朗と中川大輔が、11月20日スタートMBSドラマフィル枠の新ドラマ『ifの世界で恋がはじまる』(MBS:毎週木曜 深1:29~、tvk:毎週木曜 深1:00~)でW主演を務めることが、29日に発表された。
【画像】クールな装い!スリーピーススーツで決めた中川大輔
原作は、2019年にキャラ文庫(徳間書店)より出版された海野幸氏の同名小説。「ifの世界」で自分の気持ちと、仕事と、人と向き合い直す。純愛×パラレルワールドの新感覚ラブストーリーとなっている。
技術職から営業部に異動して1年。専門知識はあるが口下手な加納彰人は、職場になじめず孤独な日々を送っていた。同期で営業部のエース・大狼誠司とは、あるトラブルをきっかけに関係がこじれてしまい、憧れと劣等感の狭間で揺れている。ある満月の夜、彰人はふらりと立ち寄った神社で、古びた鏡を見つける。そこには「この鏡を見た人のなりたい姿が現れ、いつか本当にその姿へたどりつける」と書かれていた。その言葉に導かれるように彰人は「大狼と対等に笑いあえるような、そんな自分になりたい」と願う。すると突然、霧が立ち込め、"理想の自分"が生きる並行世界へと迷い込んでしまった。目覚めた彰人を待っていたのは、気さくに声をかける同僚や、熱っぽい視線を向けてくる大狼。昨日までとは一転、彰人にとって居心地の良い世界で(!?)。夢のような日々の中で、彰人は自分の本当の気持ちと向き合い始め、やがて元の世界で見落としていた大切なものに気づいていく。
加納彰人役を醍醐虎汰朗。大狼誠司役を中川大輔が務める。監督は、ドラマ『ホメられたい僕の妄想ごはん』や『奪われた僕たち』など、繊細な映像表現で魅了する針生悠伺氏、脚本はドラマ『タカラのびいどろ』や『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』で脚本を務めた、下亜友美氏のタッグ。
【コメント】
■醍醐虎汰朗
同性に恋愛感情を抱く役を演じるのは、今回が初めての経験です。本作は恋愛がテーマではありますが、技術職から営業職へ異動した彰人が、不器用ながらも人との関わりの中で、少しずつ成長していく物語でもあります。特別な人物を演じるというより、一人の人間として、その時々の感情に丁寧に
向き合いながら、“そこに生きる”ことを大切にしたいと思っています。もちろん、キュンとするシーンもたくさんありますので、ぜひ楽しんで観ていただけたらうれしいです!
■中川大輔
パラレルワールドという設定が、主人公たちの恋愛をより複雑で深いものにし、物語をさらにおもしろくしていると思いました。台本を読むたびにドキドキが止まりません!現在、撮影の真っ最中で、醍醐くんとのお芝居も本当に楽しく、2人で「今のシーン、よかったね」と声をかけ合いながら撮影しています。皆さんに素敵な作品をお届けできるよう、最後まで頑張ります。『イフ恋』、ぜひ楽しみにしていてください!
■針生悠伺監督
並行世界と現実世界、その間で揺れ動く心模様。そんなユニークで繊細な物語の映像化に挑戦させていただけることをうれしく思っております。キャストやスタッフの皆さんとアイディアを出し合いながら、たくさんの人の心に届けられる素敵なドラマを完成させたいと思います。
■原作者・海野幸
ドラマ化のご連絡をいただいたとき、電話口で「まさかそんな、信じられません」「まだ信じられませんね」「すみません、まだ信じてません」という発言を執拗に繰り返してしまいましたが、さすがに実感が湧いてきてドキドキしております。ドラマスタッフの皆さま、俳優陣の皆さま、出版社の皆さま、ご協力くださったすべての方々に感謝申し上げます。原作者として放送を楽しみにしております!