『TENBLANK from "Glass Heart" FAN MEETING - ASIA TOUR feat. Takeru Satoh』初の単独アジアツアーを台北からスタートさせた佐藤健
動画配信サービス「Netflix」で配信中のドラマシリーズ『グラスハート』(原作:若木未生/幻冬舎コミックス)に登場する劇中バンド「TENBLANK」のボーカル・藤谷直季を演じる俳優の佐藤健が11月1日、アジア4都市を巡る初の単独アジアツアー『TENBLANK from "Glass Heart" FAN MEETING - ASIA TOUR feat. Takeru Satoh』を、台北(会場:TAIPEI INTERNATIONAL CONVENTION CENTER)で華々しくスタートさせた。
【画像】台北公演の模様
10月には横浜・ぴあアリーナMMで開催した国内公演で1万8000人を動員し、ファンミーティングとしては異例の熱狂を生んだTENBLANK。その勢いのまま迎えた台北公演は、チケット3000枚が完売。開演前から熱気に包まれた会場に、1曲目「MATRIX」のイントロが流れると、ステージに登場した佐藤に大歓声が巻き起こった。
ライブパートでは「旋律と結晶」「約束のうた」など、劇中曲を中心に構成されたセットリストを披露。サポートミュージシャンとともに繰り広げられるエネルギッシュなパフォーマンスに、会場全体が総立ちとなった。
トークコーナーでは、中国語で「ダージャーハオ!佐藤健です!」とあいさつし、現地ファンから歓声が上がった。台北での思い出や好きな食べ物について語るなど、終始リラックスした表情を見せた。また、ファンが思い思いにメッセージを書いた絵馬をステージに飾る演出では、一つひとつの想いを丁寧に読み取りながら笑顔を見せ、ファンとの絆を確かめ合った。プレゼントゲームコーナーでは、佐藤の一挙手一投足に会場が沸いた。
後半は「シトラス」「Chasing Blurry Lines」「Glass Heart」と続く構成。TENBLANK横浜公演のダイジェスト映像やメンバーからのメッセージも上映された。ステージを降りて客席に現れた佐藤が、観客と直接触れ合うサプライズもあり、終始ファンとの距離の近さを感じさせる内容となった。
最後は、佐藤のピアノ弾き語りによる「永遠前夜」で感動的なエンディングを迎えた。
「ワンアン!(良い夜を!)」と中国語で締めくくった佐藤。満員の会場からは大きな拍手と歓声が鳴り止まず、ツアー初日はハートフルな熱気の中で幕を閉じた。
TENBLANKは、佐藤演じる孤高の天才音楽家・藤谷直季、宮崎優(※崎=たつさき)演じる大学生の天才ドラマー・西条朱音、町田啓太演じる努力家のカリスマギタリスト・高岡尚、そして志尊淳演じる超音楽マニアの孤独なピアニスト・坂本一至の4人からなるロックバンド。
現在、佐藤がTENBLANKを代表してアジア4都市(台北・ソウル・香港・バンコク)にて初のファンミーティングを実施中。次回は11月8日、ソウル公演が予定されている。